『私が実際に7年落ちの走行距離72000km。中古車のBMW525i E61ツーリング(2005年前期モデル)を購入してからのトラブルや故障歴、今までにかかった維持費について説明したいと思います。』
今、中古車のBMWのE60やE61の購入を考えている方で気になるのはきっと、『故障は大丈夫なの・・・?』『維持費にどのくらいかかるのか心配・・・。』ではないかな?
実際に、私がBMW525i 、E61 (2005年式 前期モデル、走行距離 72000km)を購入してからかかった修理代や故障個所などを話していきたいと思います。
Contents
- 1 BMW525iツーリング(E60,61)の中古車トラブル、故障や修理代について
- 1.1 BMW5シリーズE61 イグニッションコイル異常の警告灯の表示点灯!
- 1.2 BMW5シリーズE61 ランフラットタイヤの異常の警告灯の表示点灯!
- 1.3 BMW5シリーズE61 冷却水の漏れの異常の警告灯の表示点灯!
- 1.4 BMW5シリーズ E61 ブレーキパッド及びセンサー異常!!警告灯の表示点灯!
- 1.5 BMW5シリーズ E61 ロアアームの交換修理
- 1.6 BMW5シリーズ E61 のオイル漏れ、にじみ
- 1.7 BMW5シリーズ E61 レベライザー異常!!の警告の点灯<リアエアサスの故障>
- 1.8 BMW5シリーズ E61 パワーウィンドウのレギュレーターの異常!!警告灯の表示点灯!
- 1.9 BMW5シリーズ E61 アクティブステアリングの異常!!警告灯の表示点灯!
- 1.10 アクティブステアリングのエラーの原因
BMW525iツーリング(E60,61)の中古車トラブル、故障や修理代について
中古車のBMWのE61を購入してから、ここ3年9カ月の間にかかった修理費用や故障個所についてまとめました。
BMW5シリーズE61 イグニッションコイル異常の警告灯の表示点灯!

引用:http://www.kurumayaoyaji.com/
まず、3カ月後に、75000kmを過ぎたあたりエンジン不調で警告灯が・・・・
エンジンをかけるとエンジンルーム辺りから振動あり、アクセルを踏んでも走りがおかしい・・・
原因は、イグニッションコイルが一発死んでいました。
ショップのエンジニアさんが言うには、1本変えても次つぎ壊れていくので6本変えた方が良いということでしたが、今回は、予算の関係で1本だけ交換しました。
工賃込みで21000円
ちなみに、ディーラーで修理したら?
1:車両テスト
4320円
2:車両診断 テスト モジュール実施
2160円
3:イグニッションコイル交換
7560円
4:イグニッションコイル
11124円
合計 25164円
『高っ~、高過ぎます~泣』
その後、3カ月もしないうちに2本死にました。
結局、5本変えることになったのですが、一片に5本イグニッションコイルを直すということになると単純に10万超えになると思ったので、ヤフオクでイグニッションコイルを5本購入。エアマスセンサーも変えた方が良いと言われたのでこれもヤフオクで購入。
めちゃくちゃ安いです。
1本3700×5
18500円
エアマスセンサー
12800円
持ち込み修理代金
合計 76000円でした。
もしも、イグニッションコイルをディーラーで修理したら?
1:車両テスト実施
4320円
2:全イグニッションコイル交換
8640円
3:車両診断 テスト モジュール実施
2160円
4:イグニッションコイル 6本
66744円
合計 81864円
7万キロ超えた辺りから、近いうちに確実にイグニッションコイルは交換の時期が来ると思います。
忠告:イグニッションコイルが1本逝ったら、6本全部交換した方がベストだと思います。
BMW5シリーズE61 ランフラットタイヤの異常の警告灯の表示点灯!

引用 http://bmw-e60.at.webry.info/
走行中、イキなり来ました!!『ぽぉーん』
空気圧の異常と出ています。
すぐにガススタで見てもらとランフラットタイヤが1本パンクしていると言われました。
『他のタイヤも、ゴムが固くなっていますから4本交換した方が良いですよ?』
って言われ1本の値段を聞いたら、何と1本6万~7万円するらしい。
4本で28万~29万円かかかかる計算になる。
『ガ~ン~・・・』です。ムっムリです。(泣)
良く考えた末、ラジアルタイヤに交換することに決定”!!
ヨコハマタイヤ4本 18インチ
一本 22540円
値切って
合計 110000円
お財布には、かなり痛いが4本でこの価格なら満足。
注意:ここで言っておかなければいけないことがあります。
1度、空気圧エラーの警告灯が点いた場合、ラジアルタイヤに交換してもエラーは消えません。
従って、自分できる方は、コーディングでエラーを消去するか、ディーラーに持って行ってエラー消去と
4本分の空気圧調整のデータをコンピューターにインプットしてもらわなければなりません。
ディーラーでも空気圧エラー消去してもらうのに、7800円取られました。
”ショック大~”
注意:ランフラットタイヤからラジアルタイヤに変えたら簡易パンク修理剤を車に積んで置くことが必須!!
車検に通らないからです。
BMW5シリーズE61 冷却水の漏れの異常の警告灯の表示点灯!

引用 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
冷却水タンクに割れが生じている場合は、交換が必要になってきます交換工賃は税込¥58000!
ホース類からの水漏れ、ラジエーターからの水漏れも考えられるので自動車工場で加圧検査を受けてみると良いと思います。
BMW5シリーズ E61 ブレーキパッド及びセンサー異常!!警告灯の表示点灯!
ブレーキを踏む度に『キーキーキーー』
あまりにも、うるさいので知り合いのガススタで見てもらうとブレーキパッドがほとんど残っていないということで前後交換することになりました。
BMWは基本的にブレーキパッドとセンサーをセットで交換すること普通なのですが、この知り合いの整備士さんあんまり知識がないのか、パッドだけを交換してセンサーはそのまま。(笑)
後で、知ったのですがブレーキパッドとセンサーを同時に変えないとコンピューターで走行距離を記憶しているため、警告灯がついたり誤作動を起こすみたいです。
修理代 センサーは交換していないのに、ブレーキパッド前後4枚分で58800円でした。
ボったくられた感満載です。(泣)
BMW5シリーズ E61 ロアアームの交換修理
ロアアーム
ロアアーム(ロアサスペンションアーム)とは、ストラット式サスペンションの構成部品のひとつでショックアブソーバとスプリング(ストラット)で車にかかる衝撃を吸収していますが、これを固定するために車軸側の下側でこのロワアームで固定しています。
衝撃を吸収するストラットを固定していますので、全部の衝撃がこのアームにかかるため、曲がったり折れたりする事もあります。このため、アッパサスペンションアームなど力を分散させて固定させている車種も多くあります。(アッパーだけの車も勿論あります。)
サスペンションの固定は様々な方法があります。
- リジット式:車軸を固定しているもの。
- トレーリング式:トレーリング式は固定式のロアアームと異なるスイング式
- セミトレーリング式:トレーリング式とおぼ同じですが、車体についている上側が斜めになっています。
- ダブルウィッシュボーン式 :台座の様な物で支えるタイプでロアーアームの他、アッパーアームがありダブルで支えます。
- マクファーソンストラット式 : ショックアブソーバから構成されます
その他にも、スイングアーム式やマルチリンク式など色々あります。
色々と強固にすればするほど車体価格があがります。、安い車種・軽い車種はロアアームだけで支える方法を取っている事も少なくありません。強度は十分なのですが他の物と比較すると壊れる確率が高いと言う事になります。
走行距離93000kmくらいでとうとう来ちゃったね~↘足回りに~!
ロアアーム交換なると部品だけで15万くらいすると車屋さんが言ってました。
修理しないと車検に通りません。泣~
BMW5シリーズ E61 のオイル漏れ、にじみ
BMWの持病とも言われるオイルのにじみやオイル漏れ。
修理するとなると、10万~60万と車屋さんによっていろいろです。
オイルの漏れている個所によって修理代も変わってくるようです。
私のBMW E61もオイル漏れがありましたが、修理せずオイル交換やオイルが減ってきたら補充するようにしていました。
車検の時は、とりあえずオイルのにじみを全部ふき取ってもらって車検に通せばOK!と聞きました。
私のE61の場合は、にじみ程度だったのでこの方法で車検に通りました(笑)
でも、漏れがあまりひどい場合は、車検に通らないので修理が必要になってきます。
BMW5シリーズ E61 レベライザー異常!!の警告の点灯<リアエアサスの故障>
こんな警告灯が出たら相当ヤバいです。
『レベライザーの異常!!』ってやつです。
BMWのE61ツーリングには、エアサスがついています。
『こんなのいらねぇ~わっ!!』
と言いたいところだが、ツーリングはワゴンタイプのため荷台に重い荷物など入れると車高が下がらないように、ご丁寧にエアサスで正常な位置まで車体を上げてくれるのです。
でも、こいつが付いているおかげで、走行距離7万km~8万kmで必ず言っていいほど壊れる。
両サイドにゴム製のサスペンションとこのサスに空気を送るコンプレッサーです。
ちなみに私の場合は、コンプレッサーが壊れ、修理代パーツのみで15万+工賃
BMW5シリーズ E61 パワーウィンドウのレギュレーターの異常!!警告灯の表示点灯!
右ドアのパワーウィンドウが開いたまま上がらない場合はこのような警告灯が付きます。
私の場合、たまーに点いては消える?・・・・この繰り返し
でも、パワーウィンドウはちゃんと作動しています。
警告灯がなぜ点くのかは不明。
◎パワーウィンドウレギュレーターの故障の場合はこんな症状
壊れる部分はレギュレーターにつけられている樹脂製の滑車、ここに駆動用のワイヤーが掛かっているのですが、滑車が割れたり固着したりして周りが悪くなった時に『ガガガ・・・』と何かに引っかかっているような音がします。
こういう症状で出した時は、パワーウィンドウレギュレーターごとそっくり交換することになります。
運転席ドアで35000円ぐらい、それ以外のところで15000円ぐらいの部品代がかかり、工賃として一枚当たり10000円ぐらい取られることになるでしょう。社外品やリビルト品も10000円前後で売り出されていますが、輸入車は純正品の方が安心かもしれません。
BMW5シリーズ E61 アクティブステアリングの異常!!警告灯の表示点灯!
私のE61は、経験はしていませんがこのような警告灯が出た時のために記述しておきます。
(禁断の果実さんのサイトから引用させて頂きました。)
≪アクティブステアリングエラー7の解除の仕方≫
ポイント
1:エンジンをかける(かけ直す)
2:ハンドルを左に目いっぱいに切る
3:ハンドルを右に目いっぱい切る
ロックtoロックでハンドルを切り直すことでハンドルの舵角をリセットするそうです。
この方法で治らない場合は即修理だそうです。
ちなみに、修理代金はアクティブステアリングセンサー交換費用
20万円ほど也。
アクティブステアリングのエラーの原因
バッテリーの電圧が不安定(低い?)でセンサーがハンドルの舵角を見失った?
センサー自体の劣化(故障)で舵角を見失った
以上の2パターンが想定されるようで
エンジンをかけ直してからハンドル切り直してエラーが解除された場合は、バッテリーではなく「一時的な」を含む「センサーの異常」の方が「可能性が高い」との事です(汗)
まとめ
BMWを新車で購入する方は、エンジントラブル、故障、修理をあまり経験せずに5,6万kmで大体手放すことが多いです。
その手放した車を私たちが購入するわけですから、当然、故障やトラブル、修理が必要になってくるわけです。
中古車のBMWを購入して維持していくには、それなりに消耗部品の交換や故障費用、修理代がかかるということを覚悟して購入を検討した方が良いかと思います。
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